21日 原油は小幅続伸、経済活動再開への期待感で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は、前日比5セント高の33.54ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は、同14セント高の35.89ドル/バレルといずれも小幅に続伸している。 欧米などで新型コロナウイルス対策の行動制限が緩和され、経済活動が一部再開していることや、米原油在庫の減少を受け、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「今後も経済活動再開が進み、原油需要が持ち直すとの期待感があり、相場は上昇している」との見方を示した。芥田氏はまた、「株式や他のコモディティの相場も上昇しているため、市場はリスクオンの流れにあり、原油も買われやすい状況」とも付け加えた。 日経平均株価は前日比18円80銭高の2万613円95銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.64円と、前日17時時点(107.66円)とほぼ同水準となっている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 54.93 (↑0.42)
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