20日 原油はまちまち、新規材料待ちで買いに一服
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は、前日比1セント安の31.95ドル/バレル。一方、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は、同比8セント高の34.73ドル/バレルで推移している。 原油相場は新規材料が見当たらず、値動きに乏しい展開。WTI原油に関して、マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「中心限月の交替で買いに一服感が出ている」と述べ、売買が活発化していないとの見方を示した。また、ブレント原油相場の上げ幅が小幅に留まっている点に関し、同氏は、新型肺炎の感染拡大が収束し、後退したエネルギー需要の回復が見通せるようになることで、期先物が買われることが先決と指摘。これが期近物の相場を支援する材料になるとの考えを示した。 日経平均株価は前日比182円20銭高の2万615円65銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.78円と、前日17時時点(107.42円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):54.51 (↑1.67)
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