11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(6月限)は、前日比1.28ドル高の30.71ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は、同1.22ドル高の33.72ドルで推移している。
中国国家統計局が15日に発表した同国の4月の原油処理量は5,385万トンと、前年同月比0.8%増加しており、市場では新型コロナウイルスの感染拡大による「需要減の最悪期は脱したとの見方が広がっている」(国内アナリスト)。また、このアナリストは「15日にイラク南部のアフダブ油田周辺でライフラインの不備に起因する地元住民の抗議活動が発生し、イラク産原油の供給不安感が出ている」と指摘。足元は米国経済の回復期待で米国の株式先物が上昇基調にあるのも、リスク資産である原油の買いにつながっているとの見方を示した。
日経平均株価は前日比73円49銭高の2万110円96銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.10円と、前日17時時点(107.10円)から変わっていない。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):52.00(↑2.04)
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