レックス22=総合指数が過去最安値の52ポイント台に軟化
30日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、先週末から0.96ポイント下落し52.08と、先週末に続き最安値を更新した。国内(9種)は65.52(前日比0.37下落)、輸入(9種)は44.96 (同1.08下落)、輸出(4種)は45.76(同1.43下落)。輸入指数および輸出指数も過去最安値を更新した。 国内指数は、ガソリンと灯油、A重油、LSA重油が軟化。特に灯油は下げ幅が拡大し、京浜渡しで同2.29ポイント、阪神渡しで同1.84ポイントそれぞれ下げた。不需要期に入り、買い気が低迷する中、原油下落が弱材料となった。ガソリンは、東西でそれぞれ同1.55ポイントおよび同1.54ポイント低下し、原油下落を背景に手持ちの玉を早めに処分する動きが強まったことを映した。 輸出入指数は総じて下落した。原油相場の下落に加え、円高/ドル安の動きが進んだことも下押し材料となった。輸入LNGは同5.86ポイント低下し、潤沢な売り物に圧迫された。石油製品およびベンゼンは輸出入ともに全面安となり、需要鈍化で軟化が続くジェットは輸入が同1.51ポイント、輸出が同1.63ポイントそれぞれ下落した。
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