11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は、先週末比2セント安の22.61ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は、同90セント安の26.08ドル/バレルと、いずれも続落している。
新型肺炎の感染拡大が続き、米国などの各国で外出制限や出入国制限などの対応が取られているため、「需要の一段の減少見通しが相場の下押し材料になっている」(ニッセイ基礎研究所=上野剛志シニアエコノミスト)という。
一方、米国がサウジアラビアとロシアの価格競争に介入することを検討しているとの報道を受け、4月以降の供給過多に歯止めがかかれば、上野氏は「相場が下支えされる可能性もある」と付け加えた。
日経平均株価は前営業日比123円85銭高の1万6,676円68銭で推移している。ドル円相場は1ドル=110.19円と、前営業日17時時点(109.16円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 59.91 (↓2.19)
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