14日 原油は小幅反落、新型肺炎の懸念と協調減産拡大の期待とが相殺
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、前日比5セント安の51.37ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は、同14セント安の56.20ドル/バレルと、いずれも小幅に反落している。 新型肺炎の感染拡大により原油需要の減退が懸念される一方、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国(OPECプラス)が協調減産を拡大するとの期待感もあることを受け、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「これら二つの要因が拮抗している」との見方を示した。芥田氏は「OPECプラスが協調減産の拡大を決定した場合には、相場が上振れる可能性がある」とも付け加えた。 日経平均株価は前日比146円98銭安の2万3,680円75銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.80円と、前日17時時点(109.73円)とほぼ同水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 90.49 (↑0.56)
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